はじめに
みなさんはしっかりと睡眠を取っていますか?
それとも1日5時間等で過ごしておりますでしょうか。
睡眠は生活の中でとても重要な要素のひとつで睡眠次第であなたの人生がガラッと変わることもあると思います!
今回はそんな睡眠の重要性と良い睡眠を取るためのコツをお伝えしようと思います。
日本人の睡眠について
睡眠時間は人生の1/3を過ごすと言われております。その為、睡眠の量と質を見直す事でみなさんの人生が劇的に変化する可能性もあると思います。
厚生労働省によると、日本人の約4割の方は6時間未満であることがわかっております。※注1
また、世界的に比較しても日本人の平均睡眠時間は非常に短く、特に日本人女性は世界で最も寝ていないとされております。
日本人女性が睡眠時間を確保できていない理由のひとつとして家事等に時間を取られている事が挙げられます。
その為、ご結婚や同棲をされている方に関しては、家族みんなが睡眠の重要性を認識してお互いにフォローし合うことが大切だと思います!
※注1:http://e-kennet.mhlw.go.jp/wp/wp-content/themes/targis_mhlw/pdf/leaf-sleep_a5.pdf?1691107200046
良質な睡眠で得られるメリット
実際に良質な睡眠ではどのようなメリットを得られるのかを紹介していきたいと思います。
疲労回復等一般的に知られている内容は今回あえて紹介せず、知っているようで知らない内容をご紹介いたします!
①ストレス解消効果
体はもちろん、脳も日々の生活の中で疲労をしております。
脳の疲労は非常に強いストレスを感じます。
そこで睡眠がバランスを取ってくれます。集中力や記憶力、思考力が調整されることでストレス解消に繋がります。
これは、良質な睡眠によってストレスホルモンであるコルチゾールの分泌を抑制することが出来ると言われております。
②脂肪燃焼効果
睡眠と肥満は強い関係があると知られております。
睡眠によって成長ホルモンが分泌されることは有名な話ですが、この成長ホルモンが分泌されることで脂肪の燃焼・分解が起こります。
また、睡眠時間が少なくないと食欲を抑制するレプチンというホルモンが分泌が減少し、グレリンという食欲を増進させるグレリンというホルモン分泌が増えると言われております。
③美容効果
上記でも登場した成長ホルモンですが、ノンレム睡眠(深い眠り)の際に分泌が高まります。
良い睡眠は、新陳代謝を活性化させたり、肌荒れの修復を行います。
その他にも、皮膚のハリをキープする働きなど、肌のターンオーバーを促す動きがあります。
睡眠不足で起きるデメリット
睡眠のデメリットを知ればきっとあなたも睡眠の重要性に関して考えが改まるかもしれません。
基本的には、メリットの反対の要素にはなりますが、特に、知っておくべきデメリットをお伝えしたいと思います。
①免疫力低下
睡眠中は成長ホルモンの分泌が多く、1日の中で傷ついた様々な細胞を修復する働きがあります。
ただ、睡眠不足や質の悪い睡眠の場合、成長ホルモンの分泌が少なくなり、免疫細胞の減少につながります。
②病気のリスク上昇
免疫力低下による風邪などの病気だけではなく、他にもさまざまな病気のリスクが潜んでいます。
例えば、睡眠不足で脳の記憶を司る海馬が収縮し記憶力低下につながります。
これが続くとアルツハイマー型認知症になる可能性もあります。
また、睡眠によるストレス緩和が長い間出来ないことで不安や苛立ちを常に感じてしまうこともあります。
最悪の場合、うつ病を発症してしまう可能性もございます。
③肥満になる可能性の上昇
睡眠と肥満が関係あるの?という方もいると思いますが、実はとても強い関係があります。
睡眠不足や夜更かしをした際に、食欲を抑制するレプチンというホルモンの分泌が減少し
食欲増進ホルモンであるグレリンが分泌されると言われております。
その結果、肥満へのリスクも上がり、糖尿病等の生活習慣病にかかりやすくなる可能性もあります。
良い睡眠を取るための方法
先でお伝えした通り、睡眠時間の確保はもちろん、質の良い睡眠の確保はとても重要であり、日々の生活の質を上げてくれます。
では実際にどうすれば、質の良い睡眠を取ることができるのかをご紹介させて頂きます。
①適度な運動を行おう!
ウォーキングや軽いジョギング等、適度な運動は生活リズムを整えてくれて質の良い睡眠に繋がります。
尚、寝る直前に行うと体が興奮状態になってしまう為、就寝の3時間前には終了するようにしましょう!
また、継続的な運動習慣が良い睡眠を促してくれます。その為、少しの時間でも良いので定期的に行うようにしましょう!
②入浴を行おう!
入浴は、身体の芯まで温めてくれるので是非取り入れて欲しい内容になっております。
特に夏に意識的に取り入れて欲しいです。近年、猛暑日が続く中、エアコンの部屋で過ごす時間も多いと思います。その場合急な温度差から自律神経の乱れが発生する可能性があります。
その為、入浴をすることで自律神経を整え良い睡眠に繋がります。
こちらも睡眠の2時間前までに入るようにしましょう!
③スマホの利用やカフェインの摂取は睡眠前には避けよう!
言わずもがなかもしれませんが、就寝前にスマホの利用やカフェインの摂取を行うと脳が覚醒してしまい寝つきが悪くなるだけではなく、質の悪い睡眠になってしまいます。
カフェインは就寝4時間前、スマホは1時間前からは控えるようにしましょう!!
最後に
良い睡眠は良い生活に導いてくれます。
是非、質の良い睡眠が出来るように日々の生活の中に取り入れられてみてください!!
コメント